
| 解説 |
| 草むらでしっぽ(尾状突起)のある小さなシジミをみたら,たぶんこのチョウ。河川の堤防,田畑の畔,公園の片隅,林の縁・・・・・。様々な草原に,春から秋まで見られる。ハギなどの低木のやぶにすむことはあるが,通常森林の内部で出会うことはない。シジミチョウの尾状突起の付け根には黒い点模様があるが,それはこの部分を頭のようにみせ,本当の頭を攻撃されるのを避けるためと考えられている。止まっている時には後翅をこすりあわせ,尾状突起を動かして注意を引きつける。しかし尾状突起を持たなくても,この「こすりあわせ」を行う種は多い。科学園記録種。 |

| 分布 | 北海道,本州,四国,九州 |
| 年間の発生回数 | 多化 |
| 食草等 | カラスノエンドウなどマメ科の40種以上 |
| 成虫の出現時期 | 4-10月 |
| 越冬態 | 幼虫 |