名義タイプ亜種成虫 房総半島亜種成虫
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名義タイプ亜種求愛 名義タイプ亜種交尾 房総半島亜種成虫 房総半島亜種幼虫

食草:アズマザサ 食草:スズタケ 房総半島亜種生息地



名義タイプ亜種生息地


分布 北海道,本州,四国,九州(屋久島を含む)
年間の発生回数 2化
食草等 ミヤコザサ・スズタケなどのササ類
成虫の出現時期 5月,7-8月
越冬態
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ヤマキマダラヒカゲ
Neope niphonica Butler
キャッチフレーズ
島や半島で分化
解説
大雑把に言えば,サトキマダラヒカゲは平地から低山地に,本種はより高標高の山地に分布の中心がある。しかし,標高によるすみ分けは絶対的なものではなく,本種が海岸近くに生息している場合もある。以前は両種は同じ種だと考えられていたが,混生する場所では,春型はヤマキマダラヒカゲの方がずっと早い時期に出現する。両種の斑紋や色彩にはいくつかの違いがあるが,中には判断に困るような,かなり紛らわしい個体もある。樹液や腐果,汚物を好んで訪れる。屋久島や房総半島の個体群は別亜種とされているが,これらのほかにも亜種に準ずるような特異な個体群が各地に存在している。房総半島亜種は,北海道から九州までに分布する名義タイプ亜種とは,色彩や斑紋だけでなく,生理的・生態的にも異なった特徴を持つ。