解説 |
ウツギやリョウブなど,様々な花から花へと次々に移動する。スピードはとにかく速く,山頂などで複数の雄個体がもつれあって飛ぶ時には,捕虫網はほとんど空振りに終わる。スミナガシとは,幼虫の食べ物が同じで成虫が出現する季節も重なる。夏の昼下がり,丘の上で両種の成虫が追いかけっこをしているのに出会うこともある。金属光沢を放つものに集まるという変わった習性がある。後翅端が鮮やかなオレンジ色でセセリチョウとしては派手ないでたちだが,幼虫はさらに派手な縞模様。朝夕や曇天時などに活動することが多い。科学園記録種。 |
分布 | 本州,四国,九州,南西諸島 |
年間の発生回数 | 2化 |
食草等 | アワブキ・ミヤマハハソ |
成虫の出現時期 | 5-6月,7-8月 |
越冬態 | 蛹 |