分布 | 北海道,本州,四国,九州 |
年間の発生回数 | 2化 |
食草等 | マメ科・ツツジ科・リョウブ科など10科以上 |
成虫の出現時期 | 5月,7-8月 |
越冬態 | 蛹 |
解説 |
幼虫は様々な植物の花を食べる。分布も広く,特に珍しい種ではない。でも,沢山見られる場所はなかなか無く,いざ探すとなると苦労することも多い。同じ時期に同じ場所に行っても,毎年見つかるとは限らない。夏型に比べて春型の方が,縞模様のコントラストがはっきりしていて,“虎斑”らしい。翅表は一様に鈍い紫色。幼虫が花や蕾を食べる種は共食いする性質も強いので,飼育する時には注意が必要だ。春型はヒメジョオンなど,夏型はリョウブなどの花をよく訪れる。雄は枝先などで,占有行動をとる。科学園記録種。 |