宝川森林理水試験地
沿革
- 群馬県北部、利根川の源流域にあります。
- 奥利根水源地域のブナを主とする原生林の開発にあたり、森林の伐採と流出量の関係を明らかにすることを目的に調査が始まりました。
- 1937年に2つの流域 (本流1905.7ha、初沢117.9ha) で観測が始まりました。
- 1957年には初沢流域内の3つの小流域 (1号6.5ha、2号4.4ha、3号5.2ha) の観測が始まりました。
- 本流と初沢の観測は現在も続いています。
- 雨水と渓流水の水質については、森林降水渓流水データベース(FASC-DB)で公開しています。
データ期間
項目
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日降水量
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日流出量
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出典〵観測地点
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基地露場
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本流
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初沢
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初沢小試験区
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1号沢
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2号沢
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3号
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1
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1937-1958
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1937-1958
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1937-1958
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2
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1959-1977
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1959-1977
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1959-1977
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3
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1957-1981
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1957-1981
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1957-1981
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4
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1978-1990
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1978-1990
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1978-1990
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5
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1991-2000
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1991-2000
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1991-2000
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6
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2001-2010
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2001-2010
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2001-2010
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7
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2011-2016
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2011-2016
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2011
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出典
- 森林理水試験地観測報告(日降水量・日流出量)3.本場宝川試験地(宝川森林理水試験地)(1937年11月〜1958年12月)、農林省林業試験場、p.119-171、1961.
- 宝川試験地・防災部理水第1研究室(吉野昭一・河野良治・菊谷昭雄・志水俊夫)(1979)宝川森林理水試験地観測報告、本流・初沢試験流域、(1959年1月〜1977年12月),林業試験場研究報告,302,97-154.
- 宝川試験地・防災部理水第1研究室(1984)宝川森林理水試験地観測報告,初沢小試験流域1、2、3号沢(1957年1月〜1981年12月),林業試験場研究報告,327,83-190.
- 藤枝基久・志水俊夫(1994)宝川森林理水試験地観測報告−本流・初沢試験流域−(1978年1月〜1990年12月),森林総合研究所研究報告,368,207-245.
- 久保田多余子・野口正二・清水貴範・細田育広・村上茂樹・壁谷直記・清水晃・阿部俊夫・坪山良夫・玉井幸治(2020)宝川森林理水試験地観測報告−本流・初沢試験流域−(1991年1月〜2000年12月),森林総合研究所研究報告,19(2),159-184.
- 久保田多余子・野口正二・清水貴範・阿部俊夫・清水晃・壁谷直記・延廣竜彦・飯田真一・玉井幸治・村上茂樹・澤野真治・坪山良夫(2020)宝川森林理水試験地観測報告−本流・初沢試験流域− (2001年1月〜2010年12月),森林総合研究所研究報告,19(4),373-400.
- 玉井幸治・久保田多余子・野口正二・清水貴範・飯田真一・澤野真治・延廣竜彦・荒木 誠・坪山良夫(2021)宝川森林理水試験地観測報告 ―本流・初沢試験流域―(2011年1月〜2016年12月),森林総合研究所研究報告,20(1),49-67.
試験地諸元
所在地 |
群馬県利根郡みなかみ町藤原 |
流域地形図 |
水系 |
利根川水系 |
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緯度 |
北緯36° 51' |
経度 |
東経139° 01' |
標高 (m) |
805* |
*気象観測露場
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本流 |
初沢 |
初沢小試験区 |
1号沢 |
2号沢 |
3号沢 |
流域面積 (ha) |
1905.7 |
117.9 |
6.5 |
4.4 |
5.2 |
標高 (m) |
805〜1945 |
810〜1380 |
816〜1075 |
886〜1102 |
924〜1187 |
地質 |
花崗岩、凝灰岩、閃緑岩 |
土壌 |
褐色森林土壌、ポドゾル |
植生 |
天然林 (ブナ、ミズナラ、イタヤカエデ、ホオノキ、ヒバ、ヒメコマツ) および人工林 (カラマツ、スギ) |
平均気温 (゚C) |
8.3** |
年降水量 (mm) |
2134** |
**1937〜1956年の平均値
現地の様子
基地露場 |
初沢 |
本流 |
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それぞれの写真をクリックすると、より大きな画像をご覧になれます。
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連絡先
(国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所 森林研究部門 森林防災研究領域 水保全研究室
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